機動戦士ガンダムUC 虹の彼方に

オリジナルビデオアニメのユニコーンガンダムシリーズ最終エピソードです。あまりきちんとチェックしていなかったからか、エピソードが途中で途切れてしまったと思っていたうちにいつの間にか完結していてようやく最後まで鑑賞することができました。

あとで調べてみるとこのガンダムUCはガンダムシリーズでは正史という扱いになっているそうです。小さい頃からガンダム好きで一年戦争は毎日のようにビデオで見ていました。大人になってふとしたきっかけで再び当時のテレビ放送されていたアニメ版を観てハマり、それからゼータを観てダブルゼータを観て、ついでに逆襲のシャアも数年前に観た後にこのUCが始まり、そこまで期待せずに観ていましたが全て観終わっての感想はよくも悪くもよくできているといった感じがしました。

お作りになられた方も大のガンダムファンとのことなので、一年戦争ありきで話を作った感じはとてもよく伝わってきましたが欲を言わせてもらえばそこのあたりの設定をもう少し現代風にアレンジしてしまっても良かったようにも思えます。

ラプラスの箱という設定に関しては「なるほどなぁ〜」と感心させられるものでしたが、主人公がナイーブすぎるところやユニコーンガンダムが人の総意の器といった役割をするあたりがちょっと都合良すぎやしないか〜?と茶々を入れたくなってしまうのは屈折した見方なのでしょうか。

ガンダムにしてもエヴァンゲリオンにしてもこうしたロボットものには人といかにシンクロしていくかといったものが永遠のテーマですから、例えばそこに今はやりのAIの話を盛り込んでみるとか(実際フル・フロンタルがそのような感じだったようですが)、そうしたところから機械的な頭脳と人の思考や心との違いに切り込んでいくような内容だったとしたら新境地が開けたような、なんて考えは独りよがりにすぎませんが、少なくとも根っからのガンダム好きにひと時の懐かしさを思わせてもらえただけでもありがたいものです。