「PSYCHO-PASS サイコパス」で刑事ドラマの世界へ

私はいつも見るドラマというと、学園モノか刑事モノになります。アニメは基本どんな話でも絵の綺麗さや動きの良さで選ぶ場合が多いのですが、その中でも唯一刑事モノのドラマのような感覚で見たのが「PSYCHO-PASS サイコパス」です。この作品は頭脳戦。途中は見返さなくてはわからない難解さがありますが、そこがドラマのようでもあってのめり込んでいくんです。

舞台は私たちが住んでいる世界がもうちょっと進化したようなところ。犯罪を犯す人間を数値化できるようになった世界で、犯罪を犯す確率が高い人はその前に収容施設に入れられます。だから街に犯罪をする人はおらず、家に鍵をかけている時代は古いとされています。

そんな中でメーンとなるのは、その世界では必要なさそうな刑事たち。主人公は新米刑事なので感情移入ができます。なんと言ってもアニメでかっこいいのはその刑事たちが使うことを許された銃、ドミネーターです。これは使い手専用になっており、その人以外は使用できません。銃口を人に向けると犯罪係数が音声で伝えられ、高いと銃が変形して相手をノックダウンさせるか、またはどうしようもなく犯罪係数が高い場合には相手を殺すこともできます。この銃の変形がカッコよくて、数万円もする商品まで出ました。動画で見ましたが、本格的に光り、声もそのままでカッコよくなめらかな動きなのでファンにはたまらないものとなっています。

ここからはネタバレなのでご注意を!普通はドミネーターで人々の犯罪係数をはかることができるので安心できるのですが、物語の中で突然犯罪係数が低い人でも猟奇的犯罪を犯す、特殊な人間がいることが判明。ここからが面白いんです。刑事たちがその頭脳を振り絞って、この世界の根本の秘密にまで辿り着いていく・・・。主人公は後々その世界をつかさどるシステムのありえない秘密を知ってしまうのですが、それを上手くコントロールして付き合っていく様が刑事の黒い部分だなと感じました。主人公の取り柄は、どんなに辛い状況下にあっても犯罪係数が高くならないこと。このおかげで刑事を続けられているのです。一見ピュアに見えますが、その行動力から人気を得ているキャラだと言えるでしょう。